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ARCHIVES : January 2011
/Jan 6, 2011
FLEET ニューアルバム『TRANSIT』2011.01.26リリース!!
あけましておめでとうございます。
さて、Twitterでは年末に告知して、
すでにFLEETのHPのトップ及びニュースが更新されているので
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが…、
FLEETニューアルバム「TRANSIT」、
2011年1月26日にリリースが正式に決定しました!
FLEETが最後にリリースした2007年12月。約3年振り。
ともかく、発売にこぎ着けることが出来ました。
演奏したくれたミュージシャンの方々、
録音やミックスをしてくれたエンジニアの方々、
リリースに向けて色々と動いて下さった事務所やレーベルの方々、
そして、忘れずに(忘れてて今思い出したとしても全然良いのですが)
待ってくれていたリスナーの皆様、本当にありがとうございます!!!!!
10年代の幕開けを告げる、渾身の作品になったかと思います。
はっきり言って全てを注ぎ込んだと言っても過言ではありません。
内容は勿論、スパングル笹原さんによる写真付きブックレットや
ライナーノーツなど、パッケージにもこだわりました。
amazonにて予約が始まっております。ぜひ!
FLEET TRANSIT
http://amzn.to/efN730
最後に、今年の抱負的なことを…。
ゼロ年代というのは、様々な分野において、
「島宇宙化」がとことん進行した10年間だったと思います。
決定的だったのは、まさに2007年以降の3年間です。
島宇宙化を進行させた大きな要因の1つは、言うまでもなく、
高速化したインターネットであったことは間違いない。
だがしかし、この3年間で台頭した、
初音ミクに代表されるボカロシーンは、
全てがサブジャンル化し孤立してしまった音楽シーンを、
ボカロという共通言語で包摂し、
新たな文脈を生み出すことに成功した。
また昨年は、Twitterの普及によって、
様々なジャンルごとに孤立していた人々が、
「ゆるく」再接続されていった年でもありました。
まさに「技術」によってバラバラに引き裂かれた人々が、
その「技術」によって、「新たな」形で再び接続可能になったのです。
恐らく、島宇宙化し、個人化した人々を、
昔ながらの「伝統」や「共同体幻想」に則って接続することは不可能ですが、
それとは違った形で、新しいメディア環境に最適化された形で
接続して行くことは可能だと思うのです。
「多様な価値観をもつ人々が相互に摩擦を起こさない為にどうすれば良いのか」
島宇宙化の再帰的選択にこそ、この閉塞状況を打破する可能性がある。
FLEET3年振りの新曲「-ward」を発表したときの、
トップページに寄せたテキストの最後、
「世界は1つなんかじゃない。
ぼくたちを覆っているこの終わってしまった世界で、
もう1つの可能性を信じて」
というフレーズは、そういうことを指摘したつもりです。
そして今、その再帰的選択を導く鍵は、
「音楽」「美術」「ロック」「オタク文化」「芸能」「バンド」「ボカロ」
「テレビ・新聞など既存のマスメディア)」「Twitterなどのネットメディア」
など、様々な領域間の、「境界線上の存在」が握っていると思います。
つまり、今年は、というかこれから、ぼく自身も、
「境界線上のアーティスト」であるように
活動を行なっていきたいと思っています。
そんなわけで今年も宜しくお願い致します!
追々、アルバム全曲のクロスフェード動画などもアップしようと思いますが、
まずは、この「-ward」を聴いてお待ち下さいませ…!
リリース |01:49 |コメント (0)|トラックバック (0)
/Jan 21, 2011
「Cipher (サイファ)」
最近常にブログは後追いになってしまっているのですが…、
1/14の深夜、FLEET初のVocaloid楽曲「Cipher(サイファ)」をアップしました。
再生回数は今のところ3万8千を超え、
ランキングでもデイリー6位、ウィークリーで13位になりました。
ぼくは初音ミクを中心としたボーカロイドの文化に魅せられ、
twitter上で議論を交わし、実際にボカロPたちとの交流が始まり、
Ustで座談会を開くなどして来た中で、
このシーンに、「島宇宙化の再帰的選択」の可能性を見出した。
だが同時に、今もって既存のバンドシーンと、
ボカロシーンの間には、埋め難い断絶、壁のようなものがあると感じていて、
その境界線を超え、2つの領域の橋渡しをする為に、この曲を作りました。
名義を変えず、「FLEETの新曲」としてアップしたのもそういう理由からです。
ぼくが曲を作り、
トルネード竜巻のフタキさんと曽我さんがギターとピアノを演奏し、
ぼくとともにボカロ文化やこれからの社会の有り様について議論を交わして来た、
ex.メカネロ〜オードリーシューズの林くんが歌詞を書き、
そして、既存のバンドシーンとは違った、
ネット文脈の中から登場した「ルシュカ」さんが歌詞を英訳し、
そして完成した楽曲を「初音ミク」が歌う。
「Cipher」は、文脈を共有しない「他者」たちが、ともに作りあげた歌です。
歌詞の内容をここで詳しく解説することは避けますが、
この歌詞に英訳があることには意味があります。
つまり、ボカロシーンとバンドシーンの断絶や、
ひいてはオタク文化、ニコ動文化そのものも、
日本という島宇宙内の現象でしかない。
そういう文脈や日本の歴史そのものを背負った「日本語」という言語を、
「他の文脈の言語」=「現時点での世界共通語でもある英語」 に、
ネットから登場したルシュカさんが翻訳する……というわけです。
アップ後、快調に再生数は伸びつつも、
動画のコメントとツイッター界では、
プロとアマ、バンドとボカロ、商業と同人、
というような対立軸で議論が発生し、
賛否両論真っ二つに分かれかなり荒れてしまいました。
むろん、議論を呼ぶことを前提に作ったのである程度は織り込み済みでしたが、
正直ここまで荒れるとは思っていませんでした。
しかし逆に、
この「歌詞」の上で、で賛否両論のコメントが吹き荒れている
という様子はなかなかドラマチックで、
批判コメントも含めて「作品」になっていて、
こうして発生した議論がきっかけで、
少しでも人々の認識や、状況に変化があれば
それだけでも曲をアップした意義があったかなと思っています。
「TLでも様々な感想がありましたが、
“壁が崩れていく音がする”というような言葉に
私もウンウンと頷きました。
VOCALOID、初音ミクという身体性のない虚構のアイコンが、
人と人を繋いでいく。
存在しないものを中心に回る文化。
実体をもたないからこそ、それを支える数十万の人間
(クリエイター、リスナー問わず)の中で
虚構はストーリーを持った実体として現実化される。
この曲は、そのストーリーを語るものだと私は思います。」
「ボカロシーンとバンドシーンとの間になにがあるのかというテーマについての
彼のミュージシャンとしての決定的な一解答。
現代の絶対的な価値観を失って
誰もがネット社会の中を漂流している状況の中で生まれた
ボカロという現象を、美しい言葉で表現している。」
というわけで、普段ボカロを聴かない人も、よく聴く人も、何かを感じてもらえたら嬉しいです!
歌:初音ミク
音楽 : 佐藤純一(FLEET)
詞 : 林英樹(ex.メカネロ〜オードリーシューズ)
訳詞 : ルシュカ
ギター : フタキダイスケ(トルネード竜巻)
ピアノ : 曽我淳一(トルネード竜巻)
Special Thanks : Yuxuki(そらいろくらぶ , s10rw )
↓どんな経緯でこの曲を作るに至ったか
初音ミク文化論「身体性なきボーカロイドの跳躍」前・後篇
http://togetter.com/li/70435
http://togetter.com/li/72860
|02:37 |コメント (0)|トラックバック (0)
/Jan 27, 2011
TRANSIT、レコード店営業/クロスフェード
昨日、1/26に無事「TRANSIT」発売されました!
ということで、都内のタワーレコードを、
渋谷店、新宿店、池袋店、秋葉原店と、順に巡ってまいりました。
こういうブログ書くのも久々だ…笑
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渋谷店。
それにしても、ジャケ写とアー写の大きさの比率、逆の方が良い気が…。
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池袋にて書いた謎の立体文字…。
そういえば3年前もこういうの、書いてましたね…。
って、よく見たら、名前が「佐藤 純」になってました。
twitter ID書こうと思ってそれで頭がいっぱいで間違えました。。
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秋葉原店。こっちは大丈夫なはず。。しかし字のきたなさがヤバシ。。
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そして大阪は難波店の写真を送って頂きました。
というかサカナクションの方がFLEETよりPOPだと思いますが。。w
これらは、実際に「TRANSIT」の音を気に入って頂いて、
各店舗のご好意によって展開させて頂いております。
本当にどうもありがとうございます!
今回のアルバムのブックレットにはスパングルの笹原清明さんによる写真を収め、
ライナーノートもDUB SQUADのTAROさんに書いて頂くなど、
音楽も映像も、これからは書籍も、全てがデータ化し、クラウド化した、
今だからこそ、「モノ」としての価値にこだわって作っています。
ぜひ実際に「TRANSIT」を手に取って頂けるとうれしいです!
さらに、タワレコでは、初回特典として、
「例の曲」のCD-Rが付いて来ますのでそちらもぜひ…!
そして、「TRANSIT」のクロスフェードをアップしました!
ご試聴ください。何かを感じたらぜひ、手に取っていたければ幸いです。
リリース |23:18 |コメント (0)|トラックバック (0)
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